必要な設備・農機具
農業を始めるために必要な設備や農業器具を紹介します。
農業を始めるために必要な設備
作業場
収穫物を洗浄、選別、梱包等を行う作業場が必要です。
出荷のためには原則、ダンボール詰めも必要で雨風を防げる建物が必要です。
倉庫
農業機械をはじめ、肥料や苗、ダンボールなど様々な必要物品を保管する倉庫が必要です。
ダンボールをはじめ湿気に弱い物品もあるので、必要に応じて室内保管できる環境が必要です。
軽トラック
畑で収穫した物を作業場まで運ぶための軽トラックを用意しましょう。
畑にトラックを突っ込む場合は、4WDのショートボディーを選ぶとよいでしょう。
その他
育てる品目によって、ビニールハウスや作業機械、選別機、散水装置など必要な設備や環境が異なってきます。資金力がないのであれば、初期投資が安い品目を選ぶ事も大切です。
また、離農などによって必要な設備一式を貸してもらえる場合もあります。
起業する前に、やりたい農業の品目のために必要な設備をしっかりリサーチしておきましょう。
農業に必要な農機具
農業をビジネスでやるには全て手作業で行っては生産性が確保できません。
農業のカテゴリーにもよりますが、次の農機具が定番です。
- トラクター
- 田植機
- コンバイン
- 耕運機
農業機械は育てる品目によって必要な農機具が異なります。
また、畑の規模や土壌などによって必要な馬力や大きさも変わっています。
トラクターの場合、新品で用意すると安い物で100万円前後。
大型製品では1,000万円前後する場合もあります。
農機具や設備をすべて、最新の新品で揃えると、簡単に数千万円~数億円の起業資金が必要になります。
仮に広大な土地が確保できたとしても、それに見合う農業器具が揃っていないと仕事になりません。
農業を起業する際は、まずは身の丈にあった畑と農業器具から始める事も大切です。
また、育てる品目によっては、農機具をほとんど育てなくても始められる物から、中古でもいいので大型トラクターなどを起業時点で自前で揃えておかないといけない場合があります。
使用頻度が低いのであれば、まずはレンタルで対応したり、安い中古品を買ったり、近所の農家に貸してもらう方法もあります。
起業する前に必要な農業器具や調達方法をしっかりリサーチしておきましょう。
良い農機具があれば作業効率が高く、仕事のストレスも少なくなります。